Microsoft Outlook をアンインストールし、Microsoft Exchange MAPI および CDO を再インストールします。
この資料は、以下の製品に該当します。
- Acronis Backup Advanced 11.5 (Acronis Backup & Recovery 11.5 for Exchange)
事例
- Exchange Server で Microsoft Outlook が検出されると Acronis Backup エージェント for Exchange のインストールに失敗し、関連するエラーメッセージが表示されます。
- [メタデータコレクション] オプションを [メールボックスとフォルダを含める] または [電子メールを含める] に設定して個別のメールボックスを参照、バックアップ、または復元するか、データベースをバックアップしようとすると、「このサーバ-で Microsoft Outlook が検出されました。メールボックスのバックアップ、復元、および参照に影響します」というエラーメッセージが表示されます。
原因
Acronis Backup は、Microsoft Exchange MAPI および CDO を使用して Exchange メールボックスを操作します。Microsoft Outlook は、Exchange Server 上の Microsoft Exchange MAPI および CDO ファイルを専用のバージョンの MAPI および CDO に置き換えます。結果として、Microsoft Exchange MAPI および CDO が破損し、Acronis Backup は Exchange メールボックスを正常に操作できなくなります。
解決法
Microsoft Outlook が検出された Exchange Server で次の手順を実行します。
- Windows コントロールパネルの [プログラムの追加と削除] を使用して Microsoft Outlook をアンインストールします。
- (Exchange Server 2007/2010 の場合)Windows コントロールパネルの [プログラムの追加と削除] を使用して、Microsoft Exchange Server MAPI クライアントおよび CDO を含むパッケージをアンインストールします。
- (Exchange Server 2007/2010 の場合)Microsoft Exchange Server MAPI クライアントおよび CDO 1.2.1 を含むパッケージをインストールします。
- (Exchange Server 2007/2010 の場合)Acronis Managed Machine Service を再起動します (Acronis Backup エージェント for Exchange が既にインストールされている場合)。
詳細情報
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