情報収集へ移る前に、以下のすべてのステップを実行してください。
1.1 レプリケーションまたはステージングに失敗するときに、以下のエラーが表示される場合:
「重複除外データベースで要求されたハッシュが見つかりませんでした。」
(重複除外を有効にして管理対象用格納域からレプリケーションを行う場合のみ該当します)
「バックアップ中にエラーが発生しました。
エラーコード:3Module: 4LineInfo: ce542e14da2039b6Fields: Path : Drive:/Folder1/Folder2/File.JPG 」
この場合、問題はソースのバックアップにあります。アーカイブをベリファイしてみてください。失敗する場合、バックアップが破損している場合のトラブルシューティングの説明に従ってください。
1.2 レプリケーションまたはステージングに失敗するときに、以下のエラーが表示される場合:
「ID を使用してバックアップ アーカイブを開くことができませんでした。」
「読み取り用にアーカイブを開くことができませんでした。」
この場合、問題はメータデータの不整合にあります。メータデータの不整合の原因は様々です。
例: バックアップ・レプリケーション・クリーンアップの各操作の後、Acronisはアーカイブのメータデータをアップデートします。何らかの理由でメータデータのアップデートに失敗する場合、メータデータの不整合が発生します。例えば、クリーンアップのメータデータのアップデートに失敗する場合、メータデータには既に削除されたアーカイブが残ります。次のレプリケーションタスクは、このアーカイブをレプリケートしようとし、アーカイブの検出に失敗します。上記の一般的な原因は、バックアップが保管される場所のハードウェア問題です。例えば、この場所に十分な空き領域がない場合、メータデータのアップデートに失敗する可能性があります。また、宛先のファイルシステムが破損している場合も、メータアップデートに失敗することがあります。ログに「ファイル名を変更できませんでした」のようなエラーがないか確認してください。表示されたエラーから、メータデータが不整合になったタイミングが分かります。
回避策
メータデータの問題を修正するには、格納域の[更新]ボタンを何回か押してください。メータデータをアップデートさせるはずです。
1.3 レプリケーションまたはステージング操作がハングアップする場合、この記事の手順に従ってください。
上記のすべてのステップを実行しても問題が解決しない場合、情報収集に進んでください。